マイホームを建てる時、予算は大きな壁になります。壁をクリアするために何かをあきらめるケースも少なくありませんが、今回はコストを抑えるために、安易に妥協するのではく、工務店のアイデアでカバーし、理想のマイホームを実現したH様邸をご紹介します。
今年で4歳になるご長男が幼稚園に入園するまでにはマイホームを完成させたかったというH様夫妻。焦りを感じ始められていたとき、情報収集として出向いた唯一の工務店が西村建設さんでした。偶然親しい友人が3人いたことで、施主としてのそっ職な意見を聞け、仕事内容などもじっくり吟味することができ、以前から好感を持っていたそうです。
また、H様は初めての訪問の際から、奥さまが手作りした理想の間取りを持参し、最初に予算を伝えられたとのこと。大手メーカーでは予算的に無理といわれたプランを、西村建設さんでは細部にわたって見直し、無理な要望を却下するのではなく、親身になってアイデアを出し、理想に近い間取りを実現してくれたそうです。
H様邸では個々のプライベートな時間を大事にできる空間づくりにこだわられています。映画鑑賞が趣味というご主人のためにリビングはオーディオルームとしても使えるホームシアター仕様。4歳からピアノを習い、ホテルのラウンジでも弾いていたという奥様はピアノの練習が気兼ねなくできるスペースをダイニングに確保。1階は続きの間としても、独立させても使える空間になっています。
全体のコストを抑えるために、まず廊下の必要性を見直されたとのこと。また、当初は総2階のプランでしたが、2階には必要な部屋数だけを確保し、余ったスペースに小屋裏収納を設置。いずれも床面積を少なくすることでコストダウンを図っています。「小屋裏収納を設けるなんて、私たちにはない発想でした。現状で部屋数は足りているので、余分な部屋をつくるより、収納スペースを設けてもらって、よかったです」と奥様。西村建設さんの長年にわたる経験と豊富な施工実績から生まれた、柔軟性のあるアイデアとお見受けしました。さらにH様邸ではコストを抑えることに加え、補助金制度も活用。タイミングとして県産材、エコ給湯、浄化槽を採り入れています。
「私たちだけの力でどこまで出来るか、自分たちらしい家を建てたかったんですね。コストを抑えて、よくここまで出来たと思います」と家づくりを振りかえられる奥様。どんな家を建てたいか、理解してもらえる工務店との出会いも大きなポイントになったとのことでした。
※housing reportより抜粋