吹き抜けのリビングの間取りについて
2013-05-30
リビングの吹き抜けの間取りは開放感があふれ、
室内でとても明るくなります。
そんな憧れの吹き抜けリビングですが、
さまざまなメリットやデメリットがあります。
メリットとしては、いつでも2階の様子を見ることができ、
採光をうまく取り入れることで、
いつでも明るく開放感に満ちたリビングになります。
玄関から室内にはいった時の広々とした空間は、
部屋をとても大きく見せてくれます。
最初は、吹き抜けの間取りは考えていなかったけれど、
友人宅や住宅展示場で一目惚れをしたという方も多いようです。
しかし、デメリットもあります。
それは、音です。
リビングの音がそのまま2階に響く形になります。
ですから、ライフスタイルがばらばらの家族が集う場合、
音が響いてストレスを感じる可能性もあるようです。
それと、光熱費が高い場合も。
吹き抜けリビングの間取りというのは、
単純に考えても、光熱費で賄う空間がかなり広いことがわかります。
そのため、コストがかなり高くなってしまいます。
しかしそれはあくまで低気密住宅での話で、
高気密の室内ですとそれほどコストが掛かることはありません。
ですので最近の高断熱・高気密住宅は、
そのことを見込んでの吹き抜けのリビングの推奨しています。
光熱費のコストも最大限抑えることで、快適な暮らしを提供できるようになっています。
しかし、その高気密住宅にもデメリットがあります。
そもそも高気密住宅と言うのは、魔法瓶効果と呼ばれる、
熱を逃がさないような仕組みの住宅を指します。
つまり一般の高気密住宅は、冬場は非常に光熱費が抑えられますが、
夏は逆に光熱費がかさんでしまうのです。
吹き抜けがあれば尚更です。
光が入る窓を取っていれば取っているほど熱が入ってくるので、
その熱は室内に留まり逃げません。
弊社のエアサイクル工法の外断熱は、
高気密住宅でも他社製品では他に類のない外断熱+壁内通気工法で、
夏でも建物内の温度を一般の住宅よりも、
10度以上抑えられるので非常に快適です。
しかも、光熱費は一般の高気密住宅よりもぐっと抑える事が可能です。
やはり吹き抜けというのは魅力の一つですから、
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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