健康住宅のパイオニア、「エアサイクルの家」
2013-10-30
「エアサイクルの家」の原点は、
昭和9年に日本建築学会で発表された、
早稲田大学の十代田三郎教授の論文、
「中空通壁構造の防腐、防暑ならびに防湿効果」です。
壁の中に通気をはかることで、住まいの防腐、防暑、防湿効果が得られる
という説に基づいて開発されたのです。
昭和48年のオイルショックを契機に、世界中で省エネルギー住宅や
パッシブソーラーハウスの研究が進められましたが、
この機運の中で実験を重ね、昭和59年に「エアサイクルの家」が発売されました。
今では一般的に使われている「健康住宅」というキャッチフレーズを、
初めてうたったパイオニアです。
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