エアサイクルシステムの住宅にするメリット

2013-11-06

エアサイクルシステムの住宅。
これは空気の循環を最大限に利用したものと言えるもので、まさに省エネ住宅の代表です。

その仕組は、外壁と内側の断熱ボードに秘密があります。

エアサイクル=空気がくるくると循環することを意味しています。
それによって空気の通り道を作ることで、部屋全体の温度を均一にするというものです。

そんなエアサイクルシステムのメリットと言うと、何よりも自然の風が住宅内を通り抜けること。
季節を問わず丁度よい気温を調節できること。
そして、省エネに結びつくことです。

住宅内の換気口を年に2回開け閉めをするだけの手間知らずで、エアサイクルシステムが実行されます。

夏は開けて、暑い上層部の空気を排出し、床下からの冷気を取り入れます。
冬は閉じて、冷気の流入を阻止して、
太陽などで暖められた屋根、壁の熱を住宅全体に循環させようというものです。

こうした単純な仕組みで、簡単に部屋の温度を均一にできる。
それも自然な空気の循環で行うところがエアサイクルシステムの最大のメリットになります。

そして最初に述べた外壁と内側の断熱ボードの空気層。
こうした空気循環を助けるだけではなく、壁内外の結露防止にもなります。
これは、冬場は特に注目すべきことです。

暖かな空気は上部に逃げていき、それが冷やされるために、壁等に結露ができます。
エアサイクルシステムにすれば、空気循環が常にあるため、
極端な温度変化が無いことが分かっています。

このことは、住宅の耐久性にも関係することですから、とても大切なことです。
エアサイクルシステムの隠れたメリットがここにもあります。

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