地盤調査のお話

2014-04-30

軟弱地盤とは地耐力2トン未満の土地をいいます。

地耐力とは、1㎡当たりにどれだけの荷重をかけても沈まないかの目安です。

昔、遠浅の海や干潟であった場所や水田を盛り土造成し、宅地として活用している場所、

既存の建物を撤去後に埋め戻し整地したような土地では、軟弱地盤である可能性があります。

軟弱地盤は水分が多く、地層がふかふかしているような状態で、上に建物がのると水分が抜けて

沈んだり、下の固い地盤が坂のように傾斜していてその上に軟弱地盤が乗っているような状態の

地層では地滑りの恐れがあるうえ、家が傾きさまざまな障害が発生する可能性があります。

例えば・・・

・排水の滞り

・基礎の亀裂

・建具の開閉困難

・窓まわりに隙間ができて、雨が吹き込む

・気密性が損なわれ、冷暖房が効かなくなるなど・・・

では、地盤調査とはどのようなことを行うのでしょうか。

一般戸建住宅向けの地盤調査では、スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)が

主流の調査方法となり、深さ 10m 程度の調査などに良く用いられます。

調査方法としては比較的簡便で、専用のスウェーデン式サウンディング試験機を用いて

1.0kN のおもりを載せて、ネジ状の先端部(スクリューポイント)を地中に押し込み、

貫入するかどうかなどにより地盤の固さを測定します。

家族みんなが健康で、長年住み続ける快適な家のためにも、基盤となる地盤調査は必要になってきます。

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